雷神堂の思い

高くても良いものをつくりたいという思いから
雷神堂は始まりました――

雷神堂は煎餅の卸売業として始まりました。
卸売業を営む中で見てきたものは、「原料の質や味よりも、少しでも安い煎餅」というものでした。しかし、これでよいのかとの思いが、「高くても良いものを作りたい、人のぬくもりを感じられる昔ながらの煎餅を作りたい」と、今の雷神堂が生まれました。

煎餅の基本である米・醤油の質や味を見直し、手焼・手づくりの製法を取り入れ、こだわりの一枚を作り上げました。当時は安い煎餅が一般的で、「こんな高い煎餅は売れない」と厳しい声の中、手焼・手づくりの人のぬくもりが伝わる煎餅にこだわり続け、現在に至ります。

美味しいお米の風味のする煎餅で「おいしい」の一言が聞きたい。と、雷神堂は日々煎餅を焼き続けています。

雷神堂煎餅の特徴

1. 国産ブランド米

寒さ厳しい冬と、北東からの乾燥した風が吹く夏。そんな山形県の澄みきった空気と、たくさんの陽射しをあびて育てられた山形県産のお米を中心とし、その年に収穫した国産ブランド米を100%使用して雷神堂の生地は作られています。また、雷神堂は生地にする際、混ぜ物は一切していません。お米100%の生地で、米のうまみがたっぷり感じられる煎餅となっております。

2. 再仕込醤油の濃厚旨味

雷神堂の醤油は、創業明治6年の老舗醤油メーカー「正田醤油」により作られています。再仕込醤油は、別名「甘露しょうゆ」とも呼ばれ、色・味・香りがとても濃厚。素材の味を楽しむ刺身や冷奴などのお料理にも使われる美味しいお醤油です。

雷神堂では、再仕込醤油の中でも旨味の強い超特選クラスの醤油に、秘伝の醤油ダレをブレンドし、煎餅に絶妙にマッチする「雷神堂醤油ダレ」に仕上げています。

3. 職人としてのこだわり

人の手を通したものが持つ不思議なおいしさとぬくもり。この職人気質にこだわった手焼・手づくり・良いものを信念に、多くのの商品が雷神堂では生み出されています。大手にはできない手間暇をかけ、1つ1つに思いを込めて、美味しい煎餅が作りあげられています。そうして作られた1枚の煎餅には、不思議なおいしさとぬくもりが込められています。

また、「名入れ煎餅」は、お客様がご希望したメッセージや絵柄を煎餅に書き入れ、あなただけのオリジナル煎餅を作ることができます。大人気商品「ぬれかり餅」・「あらびき黒こしょう」などは特殊製法を用いて、ひと手間もふた手間もかけられたまさに「職人泣かせ」といっても過言ではない商品となっています。

雷神堂は、この手間暇かけた「手焼・手づくり」にこだわって、日々煎餅を焼き続けています。